他のクラスに依存しているクラスのテスト・モックスタブ

spec.rb

class A
  def perform
    b = B.new
    b.execute
  end
end

class B
  def execute
    "本物"
  end
end

it "" do
  mock = B.new
  allow(B).to receive(:new).and_return(mock)
  allow(mock).to receive(:execute).and_return("stub method")

  A.new.perform

  expect(mock).to have_received(:execute).once
end

newメソッドをモックにするのはちょっと気持ち悪いので、可能であればモックを差し込みやすいようにクラスAの実装を変更する方がいいかなと思います。

もしクラスAを変更できない状況なのであれば、Bのnewをモックにする（またはallow_any_instance_ofを使う）のはやむを得ないかもしれません。

class A
  def perform
    b = generate_b
    b.execute
  end

  # モックを差し込めるようにメソッドを用意する
  def generate_b
    B.new
  end
end

class B
  def execute
    '本物'
  end
end

describe do
  example do
    a = A.new
    mock = double :b
    # モックを差し込む
    allow(a).to receive(:generate_b).and_return(mock)
    # モックが呼ばれることの検証と、戻り値の設定を同時に行う
    expect(mock).to receive(:execute).once.and_return('stub method')
    # 念のためモックの結果が返ってくることも検証しておく
    expect(a.perform).to eq 'stub method'
  end
end

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注意点1：モックが使いやすい設計にしましょう

ありがとうございます！　参考になります。

今回の案件だと、Aクラスに手を入れにくい状況だったので、外からモックを無理やり作る方向で模索していました。指摘したもらった通りAクラス自体を改善していくのが良いと思います。

また、 allow_any_instance_of を使おうかと思ったんですが、この記事を読んで止めました。

rspecでallow-any-instance-ofは使わない方がよい、が身に沁みたので別の方法で試してみる

今回の案件だと、Aクラスに手を入れにくい状況だったので、外からモックを無理やり作る方向で模索していました。指摘したもらった通りAクラス自体を改善していくのが良いと思います。

なるほど、それなら仕方ないですね。

また、 allow_any_instance_of を使おうかと思ったんですが、この記事を読んで止めました。

はい、allow_any_instance_ofはできるだけ使わない方がいいですね。（といいつつ、僕は今もたまに使いますがw）