- 電子版お薬手帳 |厚生労働省
- サポートポータル的なページ
- 電子版お薬手帳サービス一覧
- お薬手帳としての要求を満たしているアプリの一覧
- 何らかのサービスや薬局から独立してそうなお薬手帳アプリ
- 薬 のページを見ると過去に医療機関や薬局で処方・調剤された薬の情報を確認できる。
- 即時性はなくて、反映されるまで一ヶ月くらいかかる。
- お薬手帳アプリにインポートする事で、過去の薬のデータをアプリに取り込める。
- アプリを使う場合、受付でお薬手帳アプリを使いますのように言えば良い。
- 薬局側でアプリに薬のデータを登録することはなくて、紙でもらった説明書のQRを読んで登録する。
- 薬局の人は薬の情報を見るために患者さんのスマホを見せてもらうといった運用になる。
- 紙の方が楽とか言ってた。
おそらく「JAHIS電子版お薬手帳データフォーマット仕様書」で定義されている仕様がそれ。各バージョンの仕様書はJAHIS技術文書にまとめられている (お薬手帳の仕様だけ検索する)。
- 2.0: https://www.jahis.jp/standard/detail/id=188
- 2.1: https://www.jahis.jp/standard/detail/id=446
- 2.2: https://www.jahis.jp/standard/detail/id=584
- 2.3: https://www.jahis.jp/standard/detail/id=665
- 2.4: https://www.jahis.jp/standard/detail/id=715
- 2.5: https://www.jahis.jp/standard/detail/id=1058
- 2.6: https://www.jahis.jp/standard/detail/id=1124
おくすり説明文書一枚につき、複数行で構成される一つのCSVファイルで表現される事になっている。ファイルはJAHISTC08といった識別子で始まる。08の部分はフォーマットのバージョン番号。文字コードはShift_JISで、行終端はCRLF。
おおむねこんな感じ
{バージョン情報},{出力区分}
{レコードNo.1},{テキスト1-1},...{テキスト1-N}
{レコードNo.2},{テキスト2-1},...{テキスト2-N}
...
仕様の「情報グループとレコード情報」を見る。
仕様書からこぴぺ
JAHISTC08,1
1,鈴木 太郎,1,19580303,,,,,,,
5,R020410,1
11,株式会社 工業会薬局 駅前店,13,4,1234567,,,,1
15,薬剤師 太郎,,1
51,医療法人 工業会病院,13,1,1234567,1
55,工業会 次郎,内科,1
201,1,コリオパンカプセル5mg,6,C,2,620004992,1,,,
201,1,フェロベリン配合錠,6,錠,2,620425801,1,,,
301,1,【分3 毎食後服用】,5,日分,1,1,,1
201,2,アドソルビン原末,1.5,g,2,620008284,1,,,
201,2,(局)タンナルビン「ホエイ」,1.5,g,2,612310013,1,,,
201,2,レベニン散,2,g,2,620007148,1C,,,RLF
301,2,【分3 毎食後服用】,5,日分,1,1,,1
201,3,イソジンガーグル液7%,60,ml,2,620008969,1,,,
301,3,【1日3~4回 うがい】,1,調剤,5,1,,1
201,4, ノ ホ ゙ ラ ヒ ゚ ッ ト ゙ 注 ヘ ゚ ン フ ィ ル 300 単 位 ,2,筒,2,620008894,1,,,
301,4,【1日2回 朝14単位 夕6単位】,1,調剤,4,1,,1
201,5, ヘ ゚ ン ニ ー ト ゙ ル 30G/8mm( ノ ホ ゙ ),60,本,2,710010093,1,,,
301,5,,1,調剤,9,1,,1
55,佐藤 三郎,皮膚科,1
201,6,リンデロン-VG軟膏0.12%,10,g,2,662640418,1,,,
301,6,【患部に塗布】,1,調剤,5,1,,1
201,7,容器,1,個,1,,1,,,
301,7,,1,調剤,10,1,,1
501,正しい飲み方は薬袋等をご覧下さい。,1
https://www.nichiyaku.or.jp/e_kusulink/image.html
お薬手帳アプリ提供サービスの相互接続規格みたいなもの?
「e薬Link(イークスリンク)®」は、日本薬剤師会が提供する、 異なる電子お薬手帳アプリの内容を、相互に閲覧することを可能にする仕組みです。旅行先での急病など、いつもと違う薬局にかかったとしても、この仕組みに対応しているアプリと薬局であれば、患者さんの同意のもと、薬剤師は電子お薬手帳のデータを閲覧することができるので、安全に患者さんにお薬をお渡しすることができます。
全ての薬局と代表的なアプリ全てで使えるようになると良いですね。